裸の写真を送る女児 SNSは危険

裸の写真を送る女児(小6)はなぜ?いくつかの疑問が明らかになる。最終的におっぱいをさらす動画2本、写真一枚をSNSを通じて送信。SNSは危険であるが、SNSがなくなってもVRや他のコミュニティでも同じ問題が起こるだろう。

知らない人から突然メッセージが来た。「スタンプとかほしい? (仮想空間で使える)通貨もあげるよ」。祖父のスマホを勝手に使っているアイには課金してアイテムなどを買うことができない。メッセージの受信を承認し、何度かやりとりを重ねた。

おっぱい証拠写真
おっぱい証拠写真

 相手は「(あなたの)写真送ってもらったらスタンプもあげるよ。みんなもやってる」と誘ってきた。アイは友だちに自慢できるアイテムが欲しくて「やります」とすぐに返答した。

 後にアイは捜査員に対し「みんなやっていると言うから大丈夫かなと思った」と説明した。

 やると回答したアイに、相手はさらに「エッチな写真とか大丈夫?」と送り、アイが「大丈夫」と返信すると交流サイト(SNS)でのやりとりに切り替えるよう指示した。

 相手は裸の写真を要求した。少し抵抗があったが「アイテムがどうしてもほしくて」とアイ。相手が「写真は自分が見るだけ、すぐに消すから」と説明したことも背中を押した。

 自宅の洗面所で鏡の前に立ち、自撮りで上半身の服をまくり上げた写真を撮影した。顔は写っていない。相手に送信すると約束通り、メイド服のアイテムをくれた。「ラッキー!」。要求はエスカレートしていった。結局、アイはわずか1週間で裸の動画2本と画像1枚を送った。

 同署は「『みんながやっているから』とだますのはこの種の犯罪の常とう手段」とした上で「うっかり送った写真で身元につながるものが写り込んでいたら、相手が乗り込んでくるリスクもある」と強調する。

パイパン証拠写真
パイパン証拠写真

 アイはSNSでのやりとりの大半を消去していたが、同署は捜査ですべて復元し、相手が会社員の男と突き止めた。 男は以前にも同様の事件を起こし、勤め先を解雇されていた。服役中、再発防止のカウンセリングを受けていたが、途中でやめてしまっていた。

 男と2人暮らしの母親は、捜査員に「仕事もしっかりしているし、もうやっていないと思っていた。どうしたらいいですか」と尋ね、涙を流したという。神戸地検は今年8、9月、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪などで男を起訴した。現在も公判が続いている。

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