松本 週刊文春への訴えを取り下げて

女性への性加害疑惑を報じた週刊文春を訴え、5億5000万円の損害賠償を請求したお笑いタレントの松本人志(61)が訴えを取り下げて以降、松本の芸能界復帰をめぐって、さまざまな臆測が飛び交っている。所属する吉本興業は「関係各所と相談の上」とした上で復帰させることを示唆し、民放テレビ各局もこれから協議に入っていくとスポーツ紙などは伝えた。

芸能人のおっぱい
芸能界は闇が深い?

今回の和解を提案したのは、こうした状況を見かねた吉本興業だという。

「切羽詰まった松本は和解案を受け入れるしかもはや道がないことに気が付いた。吉本が最終的に松本を翻意させた口説き文句が“芸能界復帰”というフレーズです。和解なら復帰が可能だと説得したようです」(前出の記者) 松本はこの吉本サイドの言葉をうのみにし、上げた拳を下ろして“白旗”を掲げた格好だが、果たしてそうやすやすと芸能界復帰はかなうのか。

不同意SEX

不同意性交等罪とは、同意しない意思を形成、表明又は全うすることが困難な状態の相手方と性交等を行なった場合に成立するとされている犯罪です。若干ニュアンスが異なるかもしれませんが、嫌だと言えない状態での性交等が処罰対象であると考えれば分かりやすいかもしれません。嫌だと言えない状態というのはどのような場面かということは、あとで解説するように、条文に細かく書いてあります。

刑法は、「同意しない意思を形成し、表明し、若しくは全うすることが困難な状態」の原因となる行為として、8つの類型を定めています(刑法第176条1項、同法177条1項)。これらのいずれかに該当している場合には、本要件を満たしたという扱いになると考えるべきです。また、8つの類型に当てはまらないとしても、「その他これらに類する行為又は事由」による場合にも不同意性交等罪が成立することとされています。

① 暴行若しくは脅迫を用いること
② 心身の障害を生じさせること
③ アルコール若しくは薬物を摂取させること
④ 睡眠その他の意識が明瞭でない状態にさせること
⑤ 同意しない意思を形成し、表明し又はそのいとまがないこと
⑥ 予想と異なる事態に直面させて恐怖させ若しくは驚愕させること
⑦ 虐待に起因する心理的反応を生じさせること
⑧ 経済的又は社会的関係上の地位に基づく影響力によって受ける不利益を憂慮させること

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同意SEX
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