トー横女子 トー横キッズ
東京・歌舞伎町にある新宿東宝ビルの周辺は「トー横」と呼ばれ、全国各地から集まった未成年や若者がたむろする。 彼らは「トー横キッズ」と呼ばれ、市販薬を大量に飲むオーバードーズや薬物の売買、性犯罪などに巻き込まれるトラブルや事件が多発している。
現代のトー横キッズの多くの正体は「居場所のない若者」です。 家庭環境が劣悪で家出をした子どもであったり、不登校になった子どもなどが多くトー横に集まっています。 そのような境遇の子どもがSNSなどを通して集まることで、トー横界隈はある種仲間のようなコミュニティと化しています。
トー横事件
東京都の新宿・歌舞伎町の通称「トー横」に家出してきた小学6年の女子児童(11)をホテルに連れ込み性的に暴行したとして、警視庁少年育成課は10日、不同意性交と児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、埼玉県ふじみ野市市沢のビルメンテナンス会社員、高橋充容疑者(41)を逮捕したと発表した。逮捕は8日付。
逮捕容疑では4月10日午後3時ごろ、関東地方に住む女児が13歳未満であることを知りながら、歌舞伎町のホテルに連れ込み、5000円を渡す約束をして性交したとされる。同課の調べに「中学生か高校生と思ったが、年齢は聞いていない」と容疑を一部否認。「1年前から歌舞伎町でナンパした女の子と何度も性交やデートをした」と供述している。
この女児を巡っては、事件当日の4月10日から翌11日にかけ、3人の男からそれぞれ性的な被害を受けていた。夏休みを目前に控えて、少年育成課は「歌舞伎町には、甘い言葉で子どもを誘い、性的搾取を企てる大人が多数いる」と強く警戒を呼びかけている。
女児は「悩みに共感してほしい」と初めてトー横へ家出した10日午後、路上で高橋容疑者に「新宿で一番かわいいね。お金あげるからホテルに行こう」と無理やり連れて行かれた。自分が小学生だと伝えたが「5000円あげるから触らせて」などと要求され、結局、性的暴行を受けたという。ホテルを出てトー横に戻ると、別の男(21)に「泊まるところがある」とまたホテルに誘われ、乱暴された。