何歳までセックスできる 70代男性は31%!?
何歳までセックスできる ? 素朴な疑問について調べてみた。最近はAIが答えてくれるので便利であるが、2019年の日経の雑誌によると、70代男性の31%は過去1年間の間にセックスをしたと答えている。相手は妻ではない場合が多いようだが、問題はそこではない。
2012年に日本老年行動科学会セクシュアリティ研究会が関東在住の40~70代1162人に調査しているそれによると、「過去1年間に夫婦間でセックスをした」70代男性は31%、同じく70代女性は19%という結果だった。さらに70代男性のうち32%が「過去1年間に妻以外の女性と親密な付き合い」をしたと答えている。
現代性教育研究ジャーナル
性行為を行う年齢に上限はなく、個人の健康状態や性的欲求次第で、何歳になっても性行為を楽しむことができます。性欲や性的機能には、思想や価値観、個人差などの要因が影響します。適切な治療やサポートを利用することで、高齢になっても豊かな性生活を維持することができるでしょう。
- 一般的に男性は70歳代まで性欲を維持しますが、個人差がある
- 保守的な考え方や行動傾向の男性は平均して70歳を待たずに性的行為を停止する傾向がある
- 個人の権利や自由を重んじる男性は80代を超えても性生活を続けることができる傾向がある
セックス調査
えっちは何歳までできますか?
性交を行う年齢に「上限」はなく、個々人の健康状態や性的欲求次第で、何歳になっても性行為を楽しむことは可能です。 性行為や性的親密さは、身体的・精神的な健康、パートナーとの関係性に大きく影響されますが、適切な治療やサポートを利用することで、高齢になっても豊かな性生活を維持することができるでしょう。
50代女性が理想とするセックス回数
50代女性では、1週間に複数回のセックスを理想とする割合は40代よりさらに減りましたが、1週間~2週間に1回程度の性行為が理想と回答している割合は他の年代と同様に多い結果となりました。
高齢者の性行為の割合は?
57~64歳では性的に活発な人の割合は73%だったが、65~74歳では53%、75~85歳では26%となった。 75~85歳の最高齢グループでも、性的に活発であると回答した人々の54%は、1カ月に2~3回以上性交があり、23%は週1回以上性交していると答えた。
性的な関心が低いと死亡率が上がる
人間とは素直でない生き物とみえて、性欲の昇華は悪しきもの、隠されるべきものとされがちだが、性行為には老化防止の効果があることは古今東西、広く知られている。性欲と老化という観点からみれば知覚、思考、記憶など脳の高次機能を司る大脳皮質や、短期記憶を司る海馬より、自律機能の調節を行う大脳の視床下部や中枢神経系を構成する脳幹部が性的欲望と老化制御の促進において重要とされる。
性欲はステロイドホルモンの一種である「性ホルモン」と視床下部にある「性中枢」と性の対象となる「外的刺激」よって発現する。「性ホルモン」は30歳までがピークで以降分泌は減少するが、男女共に生涯性ホルモンは分泌される。「外的刺激」は五感による刺激、特に相手の容貌、教養、所作などが性的欲望を発動させる。
50代女性が理想とするセックス回数
第1位は、「無くてよい」
1位 無くてよい(26.5%)
2位 1週間に1回(20.5%)
3位 1ヵ月に2~3回(19.1%)
4位 1ヵ月に1回(14.6%)
5位 1週間に2回(10.6%)
6位 1週間に3~4回(3.2%)
6位 半年に1回(2.0%)
7位 3ヵ月に1回(1.8%)
8位 1年に1回(0.9%)
10位 1週間に5回以上(0.8%)
50代女性では、1週間に複数回のセックスを理想とする割合は40代よりさらに減りましたが、1週間~2週間に1回程度の性行為が理想と回答している割合は他の年代と同様に多い結果となりました。一方で、性行為がなくてよいと答えた割合は26.5%と、急激に増えました。
日本はセックスレス大国
現代日本の夫婦はどんな家庭生活をしているのか。社会学者の山田昌弘さんは「2023年2月に1万305人を対象に調査を行った。その結果、7割の夫婦がセックスレスであると判明した」という
1970年代に、「ダブルベッド世代」という言葉が存在しました。和室が人々の生活空間から失われていき、代わりに洋室が増えていった時代です。西洋の映画やテレビドラマのブームも重なり、欧米風夫婦の生活スタイルに憧れる人も増えました。そこにベッドメーカーの広告戦略がヒットし、「ダブルベッド信仰」が世間に一斉に巻き起こったのです。家具会社の「新婚生活はダブルベッドから始まる」というイメージ戦略は成功し、当時大量に売りさばかれたダブルベッドたちは、今頃どうなっているのか……と、ふと私などは考えてしまいます。
そもそも20~30代の夫婦と、40~50代の夫婦、50~60代の夫婦では、就寝環境は異なるでしょうし、会話の頻度も違うはずです。
欧米の生活文化では、カップル単位、家族単位で交流することが多いことから、多少なりとも「他人の芝生」の詳細が垣間見えるものです。しかし、そうした交流が少なく、他人の私生活は大っぴらに話題にすべきではないという遠慮深さが求められる日本文化では、他の家庭がどのように過ごしているか具体的に知る機会は多くありません。